rating: 0+x

説明文

突然君の前に現れたバネキン。アブナーからの伝言を持ってきたらしい。
指示通り避難所にほど近い魔術師ギルドを訪れると、サルンがギルドメンバーのローブ姿で調べ物をしていた。こんな街中を元老院の式服でうろつけると思うか?俺のファッションセンスを心配してくれるのは感動的だが、そんなことのためにお前を呼んだわけじゃない、意外そうな目で彼を見る君に、いつもの皮肉たっぷりな口調でそう言ったあと、サルンは本題に入った。

ヴァレンは一連の事件を起こす原因を作った人物であるし、コールドハーバーでヴァレンを助けた時からずっとお前を騙していた、なぜ彼を責めないんだ?サルンは君に尋ねた。
彼はマニマルコに騙されたのであって、故意に起こした過ちではないだろう、何が言いたいんだ?と君が尋ね返す。
サルンは君の答えをとりあえず引き取って続けた。彼自身は迷信まがいの馬鹿げたことだと考えているが、ヴァレンは予言の通りに選ばれし5人の再結成を計画しているらしい。そうは言っても、サイ・サハーンは単に前メンバーだったと言うだけでなく、王者のアミュレットの隠し場所を知っている唯一の人間。互いにとって非常に重要な人物であることに異論はない。
古い遺跡に置かれた彼の居場所に関するマニマルコの重要な資料を回収する必要がある、遺跡の中で落ち合おう、サルンは君に遺跡の場所を示した。


遺跡の場所は同盟によって変わる。
DC:ストームヘヴン北側ノルヴルグ遺跡
AD:グラーウッド北西ワームルートの深部
EP:デシャーン東ナイフイヤー洞窟


君はアブナーとサルン家の現状についてもう少し詳しく話を聞いた。(聞かなくてもいい)
アブナー・サルンは元老院議長であり、ニベネイの大君主である。しかし最も重要で大きな肩書はサルンの家の者であることだ。サルン家は貴族として最も高い位置にあり、数世紀に渡って元老院に籍を置いている。
サルン家を表すには政治家の家系というだけでは不十分で、皇帝、または王に助言を与えてきた家系として第一紀まで遡ることができる。その歴史こそが力の源であると言える。
現在のアブナーは、時ならぬ離反により厄介な立場にある。サルン家の勢力は弱まるだろうし、おそらくこうしている間にも帝国の歴史書からその名を抹消されるだろう。
だが、それ自体は大したことではない。君と共闘することでアブナーは帝国をマニマルコの魔の手から開放するだろう。彼にとっては帝国の存続が全てであり、そのためならどんなことにも耐えるしたたかさを備えている。
摂政を務める娘のクリヴィアは甥のジャヴァド共々マニマルコとうまくやっており、自分の失踪を気に留めているかも疑わしい。いかにも俺の娘だと、アブナーはまた皮肉っぽく笑った。

遺跡でアブナーと合流し、内部にあった3つの語り石が映し出した幻影から、サイは拷問の館にいることが判明した。拷問の館はコールドハーバーでも最も残酷な場所で、収監者が最も恐れているものの幻影に対峙させられる。アブナーは君にそう話すと、そこに行く前に必要な準備があるため、避難所にいるヴァレンへの報告を頼んだ。
報告を聞いたヴァレンは、自分もサルンの手助けになるよう、拷問の館から無事にサイを開放する方法を探すことを約束した。

頭文字 sa

前のページ MQ05:虫の城

次のページ: MQ07:拷問の館

コメントで説明を追加

Add a New Comment
or Sign in as Wikidot user
(will not be published)
- +